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8月7日

今年も今日の日が巡ってきました。

9年前の8月7日。

夫の生体肝移植の手術がありました。

 

                             詳しくはコチラ。(2000年夏のはなし)

 

 

例年3月に行っていた年に1度の長崎大学での診察も今年は子供の夏休みに

あわせて来週行くし、

この時期は特定疾患医療受給者証の更新手続きもあるしで、何かと9年前のことを

思い出します。

 

真夏の暑さの中重い荷物を抱えて高速バスで福岡長崎間を何度も通ったこととか、

病院のベッド脇の汚い床に布団を敷いて何日も泊り込んだこととか。

血液中のアンモニアの数値が上がったせいで夫に意識障害の症状があらわれ

病院内のトイレで和式トイレに洋式と間違えて座ってしまったり、自分の病室に

戻れずに他人のベッドに寝てしまったり。

若い医師が夫に質問する(診断方法のひとつらしい)簡単な引き算が出来ない夫の

姿や、自分の腕時計をジッと見つめ

「ごめん、何時か分からない」

と私に時計を差し出した夫の顔や。

 

退院も間近になってから看護婦さんに

「旦那さんより奥さんの方が先に倒れるんじゃないかと思ったわ」

と笑顔で言われ、自分では普通に元気に過ごしていたつもりなのにと

びっくりしたことも。

 

 

いろいろなことが今となっては笑って話せることになりました。

そうなれた幸運にありがとう。

 

 

このブログを「肝臓移植」などのキーワードで訪れてくれる方もいるようなので

この記事を書いています。

 

今現在、同じ病気で苦しんでいる方や、移植手術が必要な状態にある方、

また実際に移植経験者の方、そのご家族。

環境も経過も手術後の予後も本当に人それぞれで・・・

一概に こうです。 と言える答えはなくて。

何の力になることも出来ないけれど。

 

 

でも その様々な事例のなかの一つには私たち家族のようなものもいる、

という事実だけはお伝えできます。

 

 

 

この先、生きていく上でどんなことがあるのか、夫や私や子供たち・・

もしかしたらもっと辛いことや悲しいこともあるかもしれません。

でも、なんとか乗り越えて前向きに生きていけたらいいな、と思います。

9年前以前の私たち夫婦がそうであったように。

 

 

 

 

今日は夫の誕生日でもありました。

 

またひとつ年を重ねることが出来たね。

嬉しいことです。

 

おめでとう!

 

 

 

 

 

 

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